2011年7月21日木曜日

Saw

販売形式:海外パッケージ
ジャンル:アクション パズル/テーブル アドベンチャー グロゲー
マルチプレイ:なし
備考:版権ゲーム
※動画はゲーム序盤のネタバレなので注意

<概要>
探偵のタップが目を覚ますと、見知らぬ部屋に連れ込まれ顔に時限トラップを着けられた状態であった。ジグソウの「ゲーム」に巻き込まれたのだ。理不尽な罠を生き延びるため、タップはジグソウの課題に挑み始める…。

<システム>
三人称視点でタップを操ってジグソウの迷宮(廃虚)を探索し、随所に仕掛けられた罠やパズルで死なないよう、他の参加者に殺されないように先に進んでいくアクションアドベンチャーゲーム。

<プレイ所感>
※360SNSで書いたものに一部加筆修正を行ったものです。

さて、「どこまで同じネタで引っ張るねん」でお馴染みのSAWです。
本作は、例によって「ジグソウに目を付けられちゃった『人生の浪費者』」である探偵さんが主人公で、罠だらけの建物に放り込まれて脱出を目指すというゲーム。見た目とか雰囲気はサイレントヒルによく似てて、あれの超常現象が全部変態の仕掛けた罠や一緒に放り込まれた人間に置き換わったようなものです。

そこかしこに一発死亡のトラップがかけられてたり、ガラス片が撒き散らされてたりするので、何もないように見える通路を歩いていくだけでも結構慎重にならんといけないというのがなかなか斬新。光の加減で通路がキラキラしてたら要注意です。で、トラップ部屋に入ったら入ったで大抵は時間制限付きのパズルになってるので、なかなかダレさせてもらえません。ただ、戦闘は概して楽です。相手がいい武器持ってても、一番素早い素手攻撃で簡単に怯んでくれるので、そんなに怖くない。場所によっては罠をかけて一撃必殺なんてのもできますし。

グロ描写に関しては、「主人公が失敗しない限りはそんなにグロくない」と書いておきましょう(逆に、失敗するとえらいことになりそうなのがチラホラ)。まあ、失敗しなくてもところどころに凄い状態の死体があったりはしますんで、グロ耐性のない人はやめといた方がいいかも。あと、映画同様にそこかしこで「圧迫」されるので、プレッシャーに弱い人はやってて辛いと思います。

難点として、ちょっと看過できないレベルで画面のテアリング(フレームレートと画面描き換えが同期されず画面に段差が見える現象)が発生しますが、ゲーム的にはなかなかにオリジナリティもありますし、雰囲気もいいので、映画版のファンはもちろん、純粋なホラーゲー好きにも一度触れてもらいたい作品です。

あとどうでもいいけどパッケージがすげー怖い。魔除けになるレベル。

0 件のコメント:

コメントを投稿