2011年7月19日火曜日

Boulder Dash XL

販売形式:XBLA(NAIJ)
ジャンル:アクション パズル/テーブル その他(おっさんホイホイ)
マルチプレイ:なし
備考:レトロゲー

<概要>
採掘ロボットを操作して、岩や敵に倒されないようにダイヤを回収して脱出せよ。80年代に一世を風靡した名作穴掘りゲー、バルダーダッシュのHDリメイク。

<システム>
各ステージごとに決められた個数のダイヤを集めると扉が開くので、そこに時間内に飛び込めばステージクリア、という80年代らしい明快なシステム。通常のHD版のほか、全てのダイヤを回収しなければいけないパズルモードや、旧作っぽい画面&旧作のシステム(ダイヤに潰されても死ぬなど微妙に違う)で遊べるレトロモードが収録されている。

<プレイ所感>
まずは、当時あちこちで記事を読んだりしてたのに、遊ぶ機会は一度も得られなかったバルダーダッシュを実際に遊べて感無量。実際に遊ぶと、本作が広く支持されたことにも納得がいきます。そして、昔「この並びの岩が、どうやったら最終的にこういう形になるんだろう」とずっと謎だった岩の挙動も、実際にやってみて納得しました。これ、岩・ダイヤ・滑る壁の上にある岩・ダイヤは、斜め下が空いてると横滑りして落ちてくるんですね。この挙動は、リアル世界ではそう不思議でもないですが、多くの類似ゲームで「岩は真下に落ちるもの」と刷り込まれてる人間にはなかなか体得するのが難しく、最初は事故死しまくります。というか、慣れても事故死しまくります。言うなればバルダーダッシュとは事故死するゲーム。

えー、このゲーム、見た目は結構ショボいです。主人公のロボットも中途半端に人間っぽい顔で正直キモい上、事故死すると「ズゴーン!」というすごい音で爆発して心臓に悪い。しかし、妙なスピード感とトリップ感と納得感(事故死は全て不注意が原因で理不尽さがない)のあるゲーム性のおかげで、なかなか中毒性のある仕上がりになっています。

レトロモードはオマケという位置づけですが、こっちは落ちてくるダイヤに殺されたりもするので、緊張感はHD版以上。なお、レトロモードといっても旧作完全再現ではなく、なんか微妙に立体感があったり音は新しかったりです。難度はやや高めの印象ですが、面数があまりないので結構あっという間に終わります。パズルモードはもっとオマケで、難しくて詰まるのは終盤の数面くらいでしょうか。

ということで、昔バルダーダッシュにハマったおっさん世代も、やったことはないけど知ってるおっさん世代も、もちろん若い人も、これはとりあえずやってみるべし。岩の挙動を理解できさえすればハマる可能性大です。

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