2011年7月20日水曜日

Dream Chronicles

販売形式:XBLA
ジャンル:アドベンチャー 雰囲気ゲー
マルチプレイ:オンラインCOOP
備考:配信終了

<概要>
夢から覚めたら夫が失踪していた。妻のフェイは、日常の風景のようで違う奇妙な世界へ、夫を探す旅に出る。

<システム>
カーソルを使って画面内のオブジェクトをクリックして謎解きをしていく、ポイント&クリック型のアドベンチャーゲーム。各ステージに固有の謎解きが設定されており、それをクリアすると先に進むことができる。

<プレイ所感>
微妙に名前が似てますが、ピュアな紳士の社交場とはあまり関係ないです。

とりあえず、すっごい地味。いわゆる「カジュアルゲーム」ってやつですな。画面内の随所に必要なオブジェクトが隠されているのを探し、それを正しい場所に配置する、の繰り返しが基本的進行で、しかも物語も非常に曖昧なので、アドベンチャーゲームというよりはパズル系ミニゲーム集に近い印象。ヒントを露骨にしたMYSTとウォーリーを探せを悪魔合成したようなゲーム性と言ったら、比較的イメージしやすいでしょうか。謎解きは知育ソフト的で少々簡単すぎる気もしますが、終盤になるとちゃんと考えないとダメなものも登場しますし、不思議世界が好きな人やマッタリと謎解きをしたい人は、最後まで結構楽しく遊べると思います。

と、そんなマッタリゲームなんですが、これが実績解除を目指すとえらいことになります。本作には25分以内に全ステージクリアしろという実績が存在しているんですが、これは全ての謎を覚えているのは大前提として、華麗なカーソル捌きで素早くクリックしていかないと間に合わないレベルの早さ。さらに、高得点を叩き出してクリアしろという実績もあって、これは早解きに加えて、各ステージに隠された宝石(すっごい小さい)を片っ端から集める必要があります。もはや世界観に浸ってる暇などなく、鬼の効率厨と化さないとダメ。誰だこんなゲームの性質と正反対の実績考えた奴は。

ということで、そういう何だかよくわからんゲームなわけですが、本作は残念ながらパブリッシャーであるハドソンのお家事情に従って、既にマーケットプレースから撤去されてしまっています。幸いにしてPC版は普通に配信されている(続編も複数ある)ので、興味のある方はPC版をやってみるといいのではないかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿