2011年7月23日土曜日

50 Cent: Blood on the Sand

販売形式:国内パッケージ
ジャンル:F/TPS バカゲー
マルチプレイ:オンラインCOOP
備考:タレントゲーム

<概要>
オレの名前は50cent、通称「バレットプルーフ(防弾仕様)」だ。今日は身の程知らずのバカが、俺のせしめたエモノを持ってトンズラしやがったんで、そいつをシメに行くことになっちまった。なぁに武器なら山ほどあるし、オレは無敵だからな。とっとと片づけて次のギグに間に合わせるぜ。(※内容はうろ覚えの上にかなりテキトーです)

<システム>
任意発動型のスローモーを搭載した撃ちまくり系TPS。ストーリーを追っていく形になっているが、ストーリー自体は添え物程度の存在の上、敵の倒し方やオブジェクトの壊し方によって得点が変わってくる仕様であり、繰り返しプレイでスコアアタックを行うことが重視されている。

<プレイ所感>
※360SNSで書いたものに一部加筆修正を行ったものです。

50cent:本名カーティス・ジェームズ・ジャクソン三世。劣悪な生い立ちから音楽の基礎をロクに知らないまま音楽業界に打って出た異端児であり、50セントで殺人を請け負ったという伝説の殺し屋の通称から「50cent」を名乗る。また、発砲事件に巻き込まれ9発の銃弾を受けるも生存したという経歴から「バレットプルーフ」の異名を持つ。

という北米版の中二病患者が喜びそうな人気ラッパーを主題にしたTPS。ゲームの方も「中二病患者向けというより本人が中二病なんじゃないか」と思わざるをえない「俺様最強ゲーム」なわけですが、ゲームキャラの50centが見せる険しい表情とは裏腹に、特典のミュージックビデオで見せる笑顔は妙に爽やかだったりして、油断するとプチファンになってしまいそうで怖いです。まあ、ヒップホップは好みと違うので大丈夫だと思いますが。
同じくゲームに単身登場してた布袋寅泰は、ゲームの中ではいい人そのもの(というか優しすぎて不気味)だったのがミュージックビデオでは悪党にしか見えなかったので、ちょうどアレの逆バージョンですな。布袋ファンの人すまん。

で、肝心のTPSとしての評価。The Clubの焼き直しなのは分かってますし、The Clubも大好きな作品なんですが、敢えて言わせていただくと、私にはこっちの方がThe Clubより合ってるようです。何がいいって、The Clubみたいに四六時中時間に追われてないのがいい。どうも私はじっくりコトを進めるタイプのようで、ゲーム中に時間に追われ続けるのってちょっと苦手なんですわ。

カバーの融通が利かなかったり、稀に主人公モデルが邪魔でエイム先が見えなかったりという細かい粗は、敵を連続キルして「Yo, mother f*cker!」とか煽りまくってるとどうでも良くなってくるんで無問題(敵を倒してから煽ると得点倍率が上がる仕様)。ゲージ消費でスロー効果を発動できて、これがThe Club的なコンボキル&ヘッドショットキル万歳なゲーム性とマッチしているあたりも好印象です。

「全ステージでゴールドメダルを取る」の実績解除を目指すとハード難度必須で、この難度だと50centさん全然バレットプルーフじゃないですが、たぶん本物はもっとバレットプルーフじゃないので別にいいです。

マルチプレイはオンライン専用(分割なし)なのが残念ですが、許可しておけばプレイ中にいつでもジャンプイン可能な形式なので、いちいちマッチングして相手決めて、みたいな煩わしさはありません。こういうプレーヤーが少なそうなゲームでは、こういうのは非常にありがたい。

それにしても、これを日本に持ってきたベセスダはどうかしてr凄いと思います。
日本版出たというのに海外版買ってしまって申し訳ない。

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